ショベルヘッドLife

ハーレー ショベルヘッドのトラブルなどイロイロ

2016-11-13 湿式クラッチ

ショベルの修理も終盤に差し掛かり、プライマリの組立を行うことにした。
途中レストアしながらだったので時間が掛かっているが冬になる前に仕上げなきゃと
焦る。

ショベルは通常は乾式クラッチだが、84年後期、85年は湿式クラッチである。
つまり、プライマリオイルでドブ漬けしているのだ。クラッチはダイヤフラムに変わって
いる。湿式クラッチについては、乾式クラッチでよくあるジャダーなど、今まで問題が
出たことない。EVOに乗ってた時も同じだったのでオイル交換とプライマリーチェーン
の調整位で、しかもクラッチがほとんど消耗しなかったような気がする。
メンテナンスフリーに近いので、良い進化なのだろう。

このハブにナットを取り付けるが、反時計周りの逆ネジである。ただし、ハブが
クルクル回るのでナットが締められないので、ハブを固定する工具を自作した。

たまたま自宅に5mm厚のアルミ板があったので、これを使うことにした。
クラッチハブプーラーの穴を利用し位置決めしてドリルで穴あけするだけ。
地味だけど楽しい工作!
DSCN7105.jpg

長さがたりないのでジャッキを掛けて固定できるようにした。
途中までいい感じだが、キツクしめるとジャッキが動く。改良の余地ありだな。
DSCN7110.jpg

オリャーと力入れてレンチを回すとピキっと嫌な音が!
ウソー、、、ハブのツノが折れた。。。ガッデム。。

DSCN7112.jpg

夢なら覚めてほしいが現実である。
トルクレンチを使ったのだが逆ネジには対応していないようで締めすぎたようだ。
普通の人はここであきらめるだろうけど、オイラはクレイジーにも2つハブを持っている。

予備でストックしてたハブを取り付け。
DSCN7121.jpg

なんでなんで?
セルのスタータシャフトとハブのリングギアが当たってる。プライマリの裏側、セルのハウンジングの方に
シャフトを押し込むとセルが取り付けられない。どう考えてもおかしい。という訳で日が暮れて作業中止。
DSCN7120.jpg

ググったら、USのフォーラムに84ショベルの人で同じ悩みの相談記事があった。
もとのショベルのハブと見比べるとハブバスケットのギアリングの位置が違う。ショベルは手前にあるが
この予備のハブはオフセットが異なり、奥側にある。横から見ると全然違う。
パーツカタログを見ると#37707-84とある。
#37702-84という型番もあるらしい。どうやら初期EVO Softailしかも84-E85と短期間しか使われて
いない珍しい珍品ハブのようだ。よりによって、なんでこんなのが手元にあるんだろう。
紛らわしい。無駄な時間使っちまったぜい。
ちなみに写真の下側がショベル、上が問題のハブで互換なし。すくなくともセルのリングギアを
使う場合はショベル後期のスタータシャフトでは位置が合わない。
おそらく、ショベルの前期の短いスタータシャフトであれば付けられるかもしれない。
DSCN7128.jpg
84年あたりはちょうど乾式から湿式への切り替わりの時期にあたり、ハブのバスケットは2種類
あるみたい。
#37707-84(ショベルL84,85-89)と#37702-84(多分、84-E85の初期EVOソフ)は別物です。
こんなマイナーなネタ、知ってる人ほとんどいないだろう。

気を取り直して、もう一つのストックのハブを見るとこちらはショベル用だ。
助かったぜぃ。スターターシャフトの位置もバッチリ。
もし、ダメなら乾式用のミッションに交換も考えたが、、なんとかなった。
DSCN7136.jpg
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